芋そのままの甘さを活かした逸品
高知県の山村で昔から作られている干し芋「東山」に着目し「芋そのままの甘さを活かす焼き菓子」として出来上がったこの「ひがしやま」。バターと砂糖、白餡を少し足したのみの芋の甘さ、香り感じるスイートポテト風の商品で、着色料は一切なし。
芋本来の鮮やかなオレンジ色ひがしやまが目指す食感は「もっちり感」、使用する人参芋ペーストは毎回水分の保有量が異なり、理想の食感を生み出すため水分の調節や焼き作業もペーストごとにテストを行い、納得ができた後で本番に移ります。
また国産の砂糖を使いコクもプラス、この手間ひまがもっちりとした食感や、コクがありながらもさっぱりとした風味を生み出します。
四万十川に負担をかけないモノづくり
ローカル、ローテク、ローインパクトがコンセプトの四万十ドラマさん。地域にあるものをいかしながら四万十川に負担をかけないモノづくりを行っています。
機械が入れない急斜面の茶畑が多いため、手摘みや手刈りの新茶で作られたお茶。長い日照時間とたくさんの雨で甘味を凝縮した、1粒平均25gの大きくて甘い栗。山奥で昔から作られてきた干し芋。このほかにもたくさんの素材が私たちのあしもとにはあります。
それぞれの良さを生かせる商品開発を行うことで、素材を、四万十を知っていただくきっかけを作る。そして四万十川の恵みである天然鮎、天然うなぎ、四万十の山の上で作られる天日塩(山塩)、無農薬のお野菜etc。
私たちはこのような地元の素材を使うこと、販売することで地域へ還元できればと考えています。
可能な限り添加物を使用しないモノづくり
私たちが作るお菓子には、可能な限り自然のものにこだわり添加物を使用していません。
たとえば「ジグリキントン」という商品は、「栗と砂糖」のみで、「塩キントン」という商品は、「栗と砂糖と塩(天日塩)」のみで作っています。
「できるだけシンプルに」を合言葉に製造に取り組んでおり、2021年5月になんと自社工場、しまんと地栗工場(SHIMANTO ZIGURI FACTORY)が完成。より多くの方に四万十を知っていただきたいと思い、拡大を続けより生産性を高めました。
ですがモンブランを絞る作業等、ひとつひとつ心を込めて丁寧に手作りことも忘れておりません。