創業90年以上、リピーター続出の窪川銘菓
創業90年以上になり、3代続く四万十町の老舗和菓子店で、商品は羊羹一筋。小豆のおいしさを味わえるように様々な技術と工夫を凝らし、お客様に喜ばれています。
よしだや羊羹の歴史は、「甘い食べ物で地元住民に笑顔を届けたい」という願いから始まりました。昭和56年、二代目が伝統を継承し、「昔風あずき羊羹」を商品化。小豆の粒の形を残しつつ、あんこの風味を際立たせたこの羊羹、初代の想いを受け継ぎながらも、時代を超えて多くのお客様にご愛顧いただいています。
このような【創業の思いを守り続ける】という信念のもと、よしだやの羊羹は、10年以上の経験を持つ職人によって丹念に作られ、羊羹を通じて笑顔を届けること、という想いを忘れず皆様のもとへお届けいたします。
2代目考案の「おちょぼ」
2代目考案の「おちょぼ」シリーズは本格派の羊羹が一口大に個包装されていることが特徴。
土産店や空港などに置かれていることが多く、その目を引く愛らしいパッケージと小豆本来の味を味わえるこだわりの材料と製法により根強いファンが多く、リピーターが続出している人気商品になっています。
その秘訣は毎年取り寄せる北海道産の小豆、年によって硬さや大きさが微妙に異なり、季節によっても変化します。そのため、常に調整を重ねながら、最適な状態での羊羹を作り上げご提供しています。
毎年職人が吟味を重ねる小豆選定と製法
よしだやでは、北海道産の小豆に特にこだわっており、毎年、品質が高く、当店の味覚に合う最良の産地を厳選して小豆を取り寄せています。北海道小豆ならではの、まろやかで口当たりの良い独特の風味が特徴です。
また、よしだやの羊羹は、小豆の形を美しく保つために、渋抜きを二段階工程で丁寧に行っています。小豆を煮ている過程で、その状態は次第に変わり、沈んでいた豆が徐々に浮かび上がってきます。この過程で、ムラができないように均一に混ぜることが重要です。しかし、混ぜすぎは禁物。小豆が傷つかないように、細心の注意を払っています。
この丁寧な手作業が、よしだや羊羹の繊細な味わいを生み出しています。