希少な旨み溢れる天然鮎を産地直送でお届け
激流、急流が多い四万十川で育った鮎は、勇ましく香り高い清流魚であり、身がひき締まっています。森林から溢れ出すミネラル分多い自然環境の中で苔を食べ、縄張りを争い、悠々と大自然の中を泳ぎ育った鮎。だからこそ鮎そのものに風味があります。
四万十郷では、この四万十川中流域で夜中から朝方にかけて漁をした「朝獲れ」の天然鮎のみを仕入れており、内臓に不純物が少なく苔の香りのする鮎独特の腹わたの苦味を丸ごと食せるのが朝獲れ鮎の最大の特徴。
また四万十川天然鮎の鮮度を保つため、1尾ずつ真空包装をしていますので、無駄なく調理でき、天然鮎ならではの風味は、塩焼きにしても姿寿しにしてもご満足いただけるはず。全国の鮎通の皆様に、一度はお召し上がりいただきたい逸品です。
四万十川伝統の「火振り漁」
アユが捕れる期間は6月1日~10月15日の約4ヶ月間、この時期アユは秋の産卵に向けて栄養を蓄え、激流をいくつも乗り越えてきたその身は引き締まっており、脂も乗っています。
そして漁をする時間は真っ暗な時間帯がほとんどで、その理由が四万十川伝統の「火振り漁」。この漁法は日が暮れた後、網を川に仕掛けてから船の上で松明たいまつを豪快に振りまわし、その光に驚いて逃げるアユを網に追い込む漁法で、初夏の風物詩としても地元の人に親しまれています。
現在はライトを使うことも多くなってきてはいますが、網にかかった鮎を鮮度が落ちないようすぐ真空包装して-60℃で冷凍、暗い時間は水温が下がっているので、加工するまでアユの鮮度を保つ事ができる、とのことでした。
四万十の自然を全国へ
「小さな頃から慣れ親しんだ四万十川の、天然の恵みや良さを知ってほしい」そんな想いがあり、四万十郷を立ち上げた社長の松下さん。
この場所に住む人にとっては天然のアユは身近な存在ではありますが、東京や大阪、ほかの地域の人からすればあまり馴染みがない存在なので、その人たちに「四万十町のアユはこんなにも美味い」と知ってほしい。
鮮度も香りも抜群の四万十川の鮎や、他にもうなぎや四万十郷さん直伝の一夜干しやうるかなど、四万十の自然を全国の人に知ってもらうためこれからも頑張っていく、と熱い想いを語ってくれました。