限定30名【自然栽培】天日干し!四万十支流「神ノ川」の自然で育む希少な『干し柿(百目柿)』
生産者の津野さんは四万十町神ノ川で、自然と共に「干し柿(百目柿)」を作っています。この柿を作っている神ノ川という地域は四万十町の中でも特に自然豊かで、四万十川支流の「神ノ川」が流れる地。最後の清流と呼ばれる四万十川、その支流の神ノ川も当然のごとく綺麗な水が絶えず流れ、寒暖差のある気候は柿作りに最適。また津野さんの柿は全て自然栽培。完全な無農薬はもちろん、土の栄養は山の葉っぱを土にまくという自然そのままの循環を大事にしており、全てその土地だけで育て上げました。また干し柿にする際も余計なことは一切せず熱湯消毒を行った後、天日のみで干しあげた逸品。自然そのままの甘みが凝縮された干し柿は少しの面積しか栽培していないため数量はごくわずか、また甘さや熟れ具合も果物によって違う自然栽培ですが、果物本来の味を是非一度お楽しみください。
栽培から天日干しまで、全て自然を使う
そんな津野さんの最大のこだわりは「無肥料」津野さんは通常栽培に必要な肥料を与えません。その肥料の代わりとなるものが土地に広がる山の葉や草。その土地で育まれた自然の葉や草を、土に被せ、その土地の栄養を補給する、といった自然の循環を大事に考え栽培しています。また、干す作業も一つ一つ手作業で丁寧に行い、全て天日干しで作り上げています。このように全て自然を使いながらとなるため、作業自体はとても大変なものですが「四万十町の土地が全て与えてくれる」と語る津野さんは、自然寄り添いながら二人三脚で干し柿を作り続けています。
自然とスマート農業の融合
自然と共に干し柿を作り続けている津野さんですが、未来への視野も忘れてはいません。現在、栽培自体には自然の力を使っていますが、雑草の処理などは全て人力。柿以外にも1町ほどの面積(テニスコート約50個分)のお米を栽培していたり、生姜やゆず、麦など様々な栽培を基本一人で栽培しているため、今後はAIを使ったスマート農業の仕組みなども勉強し取り入れ、自然と共に育むために最適な環境を作っていきたいとのこと。昔から続くしめ縄用の稲の栽培や、地域で何百年も続く味噌づくりのための米糀用のお米の提供なども行っており、四万十の伝統を守っていきつつも、農家の未来のために、必要な技術や知識も取り込んでいく。津野さんの挑戦はまだまだ続きます!