香り豊か、旨味たっぷりの稀少な四万十川の天然鮎
焼いても良し、煮ても良し、様々な美味しさが味わえる香り豊か、甘み・旨味溢れる四万十川の天然鮎。みなさん一度は聞いたことがあるほど有名な四万十川の鮎ですが、天然鮎の漁獲量は年々減っており今では希少な逸品です。
この天然鮎を四万十川上流淡水漁協では、漁場である清流四万十川の上流地域で友掛け漁や伝統漁法である「火振り漁」で獲れたものを産地直送でお送りしています。
梅雨の時期を迎えると清らかな流れも増水し、岩を咬む激流となる四万十川、その苛酷な流れを克服して成長した四万十川の鮎は、その美しい姿と肉質の締まりの良さで、天下の一級品として各方面より高く評価をいただいています。「香魚」と名高い四万十の鮎の香りと旨みをお楽しみください。
伝統漁法「火振り漁」で獲る四万十の鮎
今では少なくなってしまった伝統漁法である「火振り漁」。この漁法は四万十川の月のない暗夜に松明を振り、驚いた鮎を網へ誘い込む、という伝統的な方法です。
真っ暗な闇の中にまろやかな光が映し出される、その松明の炎と音で網に追い込む暮れなずむ川の静寂に火が舞う様子は、四万十川の夏の風物詩として親しまれています。
塩焼き鮎、セゴシ、鮎めし、楽しみ方は色々
届いた鮎は色々な方法で美味しくいただけます。定番の塩焼きは、鮎をよく洗い、塩(天然塩)を全体につける。(うろこに逆らってつけるとつきやすいです)尾びれ等にも付けるのをよく見ますが、こうするとひれ等が焦げにくいとのこと。強火だと焦げやすいのでじっくり焼いていくのがポイント。
鮎のセゴシもオススメ、新鮮な生鮎の三枚におろし、皮を取り除き、塩をしてしばらく置き身を食べやすい大きさに切り、酢をかけ、青しそを小さく刻んで振りかけるだけ。生鮎でしか出来ないですが、お酒のおつまみにピッタリです。
みんな大好きな鮎めしも「香魚」の香りを楽しむことができ、ホクホクの身とご飯の相性もバッチリ。是非お好きな食べ方で楽しんでみてください。